出張先、旅行先、行きつけのカフェで使用する公共のWi-Fiサービスを、安全かつ快適に使えるようにしたい。

そんなアナタにオススメしたい製品として、TP-Linkが販売するトラベルルーター「TL-WR1502X」のレビューを紹介する。

公共のWi-Fiサービスはセキュリティリスクが高いと聞いたことがある方も多いと思いますが、トラベルルーター「TL-WR1502X」を使用すれば、まさにこのリスクを回避し、安全な通信環境を手に入れられます。

しかも、販売価格は驚きの6000円台。
外出時に安定したネット環境を手に入れるための専用デバイスとして、カバンに入れておきたくなる存在です。
良いところ | 気になるところ |
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目次
TP-Link TL-WR1502X AX1500 Wi-Fi 6 トラベルルーター 開封の儀
それでは、TP-Link TL-WR1502X AX1500 Wi-Fi 6 トラベルルーターが届いたところから紹介していきます。

こちらがTP-Link TL-WR1502X AX1500 Wi-Fi 6 トラベルルーターのパッケージ。

パッケージ裏。
主なスペック

主なスペックは以下の通り。
ワイヤレス
規格 | Wi-Fi 6 IEEE 802.11ax/ac/n/a 5GHz IEEE 802.11n/b/g 2.4GHz |
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Wi-Fi速度 | AX1500 5GHz: 1201Mbps (802.11ax) 2.4GHz: 300Mbps (802.11n) |
Wi-Fi性能 | 上位クラス (High) ・デュアルバンド 最適なパフォーマンスを得るためにデバイスを異なる帯域へ割り当てます ・エアタイムフェアネス 過剰な占有を制限してネットワーク効率を向上させます ・4ストリーム デバイスをより多くの帯域幅に接続させます |
動作モード | ルーターモード ブリッジモード 中継器モード USBテザリングモード 3G/4G USBモデムモード クライアントモード ホットスポットモード (WISPモード) |
セキュリティ
ネットワークセキュリティ | SPIファイアウォール アクセス制御 IP & MACバインディング アプリケーションレイヤーゲートウェイ (ALG) |
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ゲストネットワーク | 5GHzゲストネットワーク×1 2.4GHzゲストネットワーク×1 |
VPNサーバー | • OpenVPNサーバー • PPTP VPNサーバー • L2TP VPNサーバー • Wireguard VPNサーバー |
VPNクライアント | • Open VPNクライアント • PPTP VPNクライアント • L2TP VPNクライアント • Wireguard VPNクライアント |
Wi-Fi暗号化 | WPA2-PSK WPA3-Personal WPA/WPA2-Enterprise |
ソフトウェア
プロトコル | IPv4 IPv6 |
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WANタイプ | 動的IP 静的IP PPPoE PPTP L2TP |
QoS | QoS (Quality of Service) |
NAT転送 | ポート転送 ポートトリガー DMZ UPnP |
DHCP | DHCPサーバー DHCPクライアントリスト IPアドレス予約 |
DDNS | TP-Link NO-IP DynDNS |
管理 | Tetherアプリ Web管理画面 |
その他
ネットワークサービス (デフォルトで有効) |
【Webサーバー】 Web(HTTP/HTTPS)経由のデバイス管理&設定 • ポート:80/443 プロトコル:TCP 【DNS】 DNS • ポート:53 プロトコル:TCP & UDP 【DHCPサーバー】 IPアドレスの割り当て(DHCP) • ポート:67 プロトコル:UDP 【アプリ管理】 アプリ経由のデバイス管理&設定 • ポート:20001 プロトコル:TCP • ポート:30001 プロトコル:TCP • ポート:20002 プロトコル:UDP |
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認証 | RoHS・VCCI・JATE・PSE・技適 |
動作環境 | 動作温度: 0℃~40℃ (32℉~104℉) 保存温度: -40℃~60℃ (-40℉~140℉) 動作湿度: 10%~90% 結露を避けてください 保存湿度: 5%~90% 結露を避けてください |
テストデータ
Wi-Fi送信電力 | CE: <20dBm (2.4GHz) <23dBm (5.15GHz~5.25GHz) FCC: <30dBm (2.4GHz & 5.15GHz~5.825GHz) |
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Wi-Fi受信感度 | 2.4GHz 11b 1M: -96dBm 11n HT20M MCS7: -73dBm 11n HT40M MCS7: -70dBm5GHz 11a 6M: -93dBm 11ax HE20M MCS11: -63dBm 11ax HE40M MCS11: -60dBm 11ax HE80M MCS11: -59dBm |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容

中に入っていたものを並べて撮影してみました。
- TL-WR1502X本体
- 電源アダプター
- LANケーブル
- USBケーブル
- かんたん設定ガイド

かんたん設定ガイドなど。

電源アダプター。

LANケーブル。

USBケーブル。
本体の詳細

そしてコチラがトラベルルーター「TL-WR1502X」本体。

サイズは104mm× 90 mm× 28mmとなっており、重さは約150g。
手のひらサイズとは言えませんが、スマートフォンより少し厚みがある程度の大きさなので、カバンに入れておくには邪魔になりません。

底面。

本体手前側面。

本体左側面。

動作モードの変更は、コチラのモード切替スイッチで行います。
モードは、AP/RE·Hotspot・Routerの3種類。
モード切り替え | ネットワークモード | 推奨環境 |
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Router | ・ルーター(デフォルト) ・3G/4G USBモデム ・USBテザリング |
外出先(ホテル·空港·カフェ·キャンピングカー·キャンプ場等) |
Hotspot | ・ホットスポット | 外出先(ホテル·空港·カフェ·キャンピングカー·キャンプ場等) |
AP/RE | ・アクセスポイント ・中継器 ・クライアント |
自宅(自宅·オフィス等) |

本体右側面。

本体奥側の側面。
インターフェースは、Type-C給電ポート(PD/QC対応)、USB 2.0ポート、デバイスの有線接続が可能となるギガビットポート×2。
TP-Link TL-WR1502X AX1500 Wi-Fi 6 トラベルルーターの使用感

それではトラベルルーター「TL-WR1502X」を使っていきましょう!
セットアップについては専用アプリ「Tether」をインストールし、ウィザードに従って進めていけば完了します!
7つの動作モード

トラベルルーター「TL-WR1502X」には、以下の7つの動作モードを用意しています。
- USBテザリング
- ホットスポット
- ルーター
- USBモデム
- アクセスポイント
- 中継器
- クライアント
全ての詳細について細かく紹介できませんが、どの機能も魅力的なものばかりです!

有線LANをWi-Fi化するアクセスポイント

昨今のホテルや旅館ではWi-Fiを備えていることが多いとは思いますが、有線LANしか用意されていないようなときにトラベルルーター「TL-WR1502X」はアクセスポイントとして大変重宝します。

試しに自宅のルーターから有線LANを接続して設定してみましたが、ネットワークの知識がなくても簡単に接続は完了。
アクセスポイントモードに設定すると、既存の有線ネットワークをワイヤレス化できるので、ホテルや旅館などで自分専用のWi-Fi環境として重宝しそうです。

こちらが接続している状態。
デバイスの情報も可能ですし、複数デバイスでの共有も可能に。
Wi-Fi環境を構築できればパソコンやスマホも使いやすくなるし、ニンテンドースイッチなどのゲームを仲間と一緒にプレイする際にも役に立ちます。

フリーWi-Fiを安全にするホットスポット機能

トラベルルーター「TL-WR1502X」のホットスポット(WISP)機能を使用することで、インターネット接続時に暗号化し、大切な個人情報を守ることが出来ます。
空港やカフェ等で、フリーWi-Fiに接続してワイヤレスでインターネット接続させるのはセキュリティリスクが気になるという方も多いと思いますが、本製品を使用すれば安全な通信環境を確保。
フリーWi-Fiは多くの場合、暗号化されていないことが多く、盗聴や不正アクセスのリスクがある。
私自身、セキュリティ面や接続の安定性に課題がありますのでフリーWi-Fiは使用しない方が良いと思い使ってなかったのですが、リスクを回避しながらインターネットを使用することが出来るトラベルルーター「TL-WR1502X」があれば、安心して利用することが出来ます。
給電に困らない

Type-C給電ポートを搭載しているので、給電に困らないのもポイント。
コンセントを必要とせず、モバイルバッテリーから給電可能なので、外出先であっても使いやすく設計されています。
まとめ

トラベルルーター「TL-WR1502X」は、外出先のWi-Fi環境を改善し、セキュリティを高めてくれる強力なツールでございました!
個人的にオススメしたいのは、公共のフリーWi-Fiを利用する機会が多い方。
小型で持ち運びやすいし、有線LANを自分専用のWi-Fiに変換できることもあって、一つ持っておいても損はないと思います!


お手頃価格でありながらも、7つの機能を備えた便利なトラベルルーターを探しているなら、是非販売ページにて詳細をお確かめください!
良いところ | 気になるところ |
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