そんな疑問にお答えすべく、ViewSonicさんが販売するゲーミングモニター「XG2401」を、約1ヶ月間レンタルさせていただいたので、口コミレビューを紹介します。
一般的なモニターと比べてゲーミングモニターは、「滑らかな描写」と「表示スピード」が違うのですが、実際にゲームに使用して比較してみると「たしかに!」と、納得の一言。
特にFortniteのようなFPSゲームに使用すると、ハッキリと敵を表示してくれるため、ものすごく重宝します。
そんなゲーミングモニターの中でも高コスパで人気となっているViewSonicの「XG2401」を、しっかりと約1ヶ月間使ってみた感想をレビューしていきますので、これからゲーミングモニターを購入しようと思われている方は参考にしてみてください!
ゲーミングモニター、欲しくなる!!いや、欲しい!!!w
目次
ViewSonic(ビューソニック)ブランドとは?
今回紹介させてもらうブランドは「ViewSonic」。
アメリカで1987年に設立された「30年の歴史」がある老舗のディスプレイブランドです。
僕自身は過去に、ViewSonicのモニターをレビューさせていただく機会がありましたのでわかりますが、性能・品質ともに抜群。
さらに価格も高コスパになっているので、今後日本国内に置いても知名度をどんどんあげていくと思っています。
eスポーツの本場であるアメリカやヨーロッパで高く評価されている高品質なデイスプレイメーカーとしても知られていますので、ゲーミングモニターとして「ViewSonic」を選ぶことは間違いありません。
なお、日本国内においては2015年より再参入し、2017年からは新体制で再スタートしているとのこと。
詳細については以下の記事を参考にしてみてください。インタビュー記事も掲載しているので参考になります。
XG2401のレビュー!商品到着〜セッティング
まずは商品の開封からセッティングするところまでを紹介していきます。
レンタル品のため、新品の開封とは異なる部分がありますので、予めご了承ください。
こちらがViewSonic「XG2401」ゲーミングモニターのケースです。
30年の歴史をもつディスプレイブランドらしく、デザインもしっかりとしていますね。
ケースの上部から撮影。
蓋を開けてみると、かなりしっかりと「緩衝材」で包まれた状態で梱包されています。
ケーブル類など、上部にはいっていたものを並べてみました。
緩衝材を横においてみると、「ViewSonic「XG2401」ゲーミングモニターが登場。
モニターは精密機器。
当たり前ですが、画面に傷がつかないように、しっかりと梱包されている状態でした。
こちらはモニターの土台となるベース部分。
奥行き約24cm、横幅約30cmくらいなので、設置スペースの参考にしてください。
このベースにモニターを差し込んで使用します。
ゲーミングモニター「XG2401」を正面から見た写真です。
- モニターのサイズ : 24 (ワイド)インチ
- 寸法 : 566 x 432 x 231 mm
- 重量 : 約6.56kg
モニターの高さは上下に動かすことが出来るので、自分の目線にあった場所で使用することが可能になっています。
付属品を並べてみました。
今回のセットには取扱説明書が入ってなかったので、取扱説明書はダウンロードする形でセッティングした感じです。
本体正面にはViewSonicのロゴマーク。
さりげない感じがいいですね。
こちらは背面。
ゲーミングモニターらしい、レッドのラインがカッコいいデザインになっています。
モニターの高さは、11cmの範囲で調整が可能。
縦画面に変更も出来るので、パソコン用のサブモニターとしても、もちろん活躍してくれます。
角度調整も出来るようになっていますから、自分にとって「ベストな位置」にモニター画面を設置することが可能です。
モニターの背面にはデュアルステレオスピーカーが搭載されており、2箇所から音が出るようになっているため、スピーカーを別に用意しなくてもゲームを楽しめます。
本体背面の下部、見えない場所に搭載されている入出力端子。
豊富な接続端子が用意されているので、ゲームはもちろんのこと、様々な機器との接続にも対応しています。
- デジタル: HDMI1.4 x 2 / DisplayPort1.2 x 1
- アナログ: -
- USB: USB3.0 x 2(出力) USB3.0 x 1(PC接続)
- 音声入力: -
- 音声出力: ステレオミニジャック x 1
正面下のコントロールパネルボタンを使用することで、電源のオンオフはもちろんのこと、以下の設定が可能です。
- Audio Adjust (オーディオ調整)
- Advanced Image Adjust (詳細画像調整)
- Brightness (輝度)
- Color adjust (カラー調整)
- Contrast (コントラスト)
- Information (インフォメーション)
- Input Select(入力選択)
- Manual Image Adjust (マニュアル画像調整)
- Memory Recall (メモリリコール)
- Setup Menu (設定メニュー)
正面下部についていることで、サクッと自分が求める画質に調整したり、音量を調整できたりするのは有り難いですね。
実際にXG2401をゲーミングモニターとして使ってみた!
では、ゲーミングモニターとして使ってみたいと思います。
プレイを開始する前に設定しておいたのは、FPSモードへの切り替えと、音量の調整。
FPS、RTS、MOBAなどのプリセットが用意されているので、ご自身がプレイするゲームに適したものを選びましょう。僕の場合はFortniteをプレイするのでFPSを設定しました。
なお、3つのカスタマイズが可能なGAMERモードの設定も用意されているので、あらゆるゲームに最適な画面にセッティングも可能。
ゲームで勝利したい人に最適なビジュアルに設定できるため、eスポーツを目指すなど、本気の人にもオススメなのです。
PS4にViewSonic XG2401を接続レビュー
立ち上げてみた印象としては「見やすい」。
カメラでモニターを撮影しているので伝わりにくいですが、かなり見やすい印象です。
テレビ画面を横に並べて比較しながらチェックしてみたのですが、あきらかに明るい画面になっていて、細かい部分まで見える感じ。
色彩がはっきりと見えるので、FPSゲームでは遠くにいる敵が鮮明にみえるため、いつもより多く敵を倒せたような印象です。(たまたまかもしれませんけど)
テレビ画面でゲームをしていた息子が、画面が暗いから明るくして!と言ってきたのは、隣にセッティングしたXG2401と比べてしまったからでしょう。
特に最新シーズンのFortniteは暗いシーン(夜)が多くなったので、視認性という部分でもXG2401ゲーミングモニターを使用することは目にも優しく、ゲームにも強くなると感じました。
と…、ここでちょっとした疑問。
HDMI接続によってつないでいるPS4であっても、高性能なゲーミングモニターを使用する意味があるのか?という事が頭に浮かびました。
体感として「見やすい」と思ってはいるんですが、果たして…と。
色々と調べてみた結論としては「使用しているテレビの性能」にもよるので判断は難しいものの、一般的にテレビとゲーミングモニターの大きな違いは「遅延」となるため、見やすくなっていることには間違いないみたい。
ただ、PS4は最大で60Hzとなっていますので、144Hzリフレッシュレートを体感するところまでは難しいと言った感じです。
というわけで…、
ちゃんとテストしたい欲求が高まってしまったこともありまして、個人的には来年以降に検討していたゲーミングPCというものを購入し、PS4で表示された画面とパソコンとでは違うのかも試してみることにしました。
ニンテンドースイッチにViewSonic XG2401を接続レビュー
と、パソコンで試してみる前に、ニンテンドースイッチに接続してみた感想を紹介します。
以下はパートナーに試してもらったレビューをまとめたものになりますので、一般ユーザーがどのように感じるのかを参考にしてみてください。
モニターの明るさでこんなにもゲームの楽しさが変わるんですね。
ゲーミングモニター恐るべし!
また、いつも接近戦になると画面がカクカクした感じがあってプレイしにくかったのが、はっきりと描写してくれていてFPSゲームは戦いやすかった印象です。
ViewSonicのBlack stabilizationは、ちらつきゼロのフリッカーフリー技術とブルーライトフィルターの効果もあってか、長時間ゲームをプレイしても目の疲れもテレビに比べれば楽。
ViewSonic XG2401は24インチなんですが、サイズとしても「ちょうどいいっ!」です。
デスクに置いて使うのには、机の大きさに対して大きすぎず小さすぎず見やすい大きさなので、文句なし!
大きすぎると全体を見るのに辛いし、小さすぎると細かい部分を確認するのに大変ですからね。
反応速度とか遅延についてなど、細かい部分はわからないところはあるんですが、私はとても「見やすい」と感じました。
ゲーミングPCにViewSonic XG2401を接続レビュー
最初に感想を伝えれば、「キレイ」「見やすい」「戦いやすい」です。
あれ、この価格でこんな映像表現が出来てしまうの?というのが最初の印象!!
まさにプロゲーマーがユーチューブにアップしているような画面が、目の前にあったのです。
144Hz駆動のリフレッシュレートと、VESAアダプティブシンクロナイゼーションテクノロジーの力によって、滑らかな描写がしっかりと楽しめるという意味がわかりました。
とにかくスムーズな映像表現で、ぬるぬると動いてくれますから楽しいし、遠くの敵までしっかりと確認できてしまいます。
Fortniteは、まさにぴったり!
映像は、HDMIからDisplayPortに変えていますので最大144Hzまでの描写を可能にしています。
DisplayPortのケーブルはコチラですね。ちょっと変わった形。
なお、1秒間に何枚の画像で映像がつくられているか?をフレームレート(fps)という単位で表現するのですが、1秒間に60回「画像がパラパラ漫画のように切り替わること」を60fpsといい、パソコン版のFortniteではこちらを設定変更することも出来るようになっています。
逆にモニター側で1秒間に画像を切り替えることができる回数のことをリフレッシュレートと呼びます。
今回紹介しているゲーミングモニターXG2401は144hzとなっていますので、1秒間で最大144回画像を切り替えることができますよ!という意味なので、モニター側と本体側の性能が合致したものを選ぶと、性能を最大限発揮できるということになるんですね。
念のために調べてみると、PS4やニンテンドースイッチのフレームレートは最大で60fpsとのこと。
やはり性能が優れたゲーミングPCにはかないませんね。
特にグラフィックボードの性能が低いと、美しい描写が出来なくてカクカクした映像した楽しめないので、ご注意ください。
いずれにしても、フルHDゲーミングモニターは「速いシーンで効果を発揮する」と聞いてはいましたが、実際にゲーミングPCと組み合わせた映像は、完全に文句なし。
もっと早くゲーミングモニターと出会いたかったと、本気で感じてしまうレベルですね。
ということで、もう少し性能について深堀りしながらレビューをしていきます。
応答速度は1ms
ゲームなんてテレビでも出来るじゃん!と思っていた自分ですが、ゲーミングモニター×ゲーミングPCを使いはじめて感覚が変わりました。
1msの超高速応答速度が実現されているXG2401を使ってFortniteをプレイすると、遅延もなく、動きの多い場面での残像感がなくなるからです。
テレビでプレイしていると残像が残ったりスルことがあったんだと、比較してみて、はじめて気が付きました。
ちょっとしたことのように思うかもしれませんが、遅延や残像感がない映像は、高みを目指すゲーマーにとって強みになるんでしょうね。
画面はノングレア+Black stabilizationで目に優しい
画面はノングレアになっており、マットな感じ。
光沢のあるモニターも悪くはないのですが、長時間のプレイには向いてないのでゲーミング用としてはノングレアがやっぱりいい。
あと、当たり前ですけどドット抜けも無いし、モニターの品質は高いと思います。
Black stabilizationは暗いシーンを明るくしてくれるので視認性を向上。細部がくっきりと見えるようになることで、エイムがあわせやすくなります。
ViewSonic XG2401の画面の明るさは、最初は慣れなくて疲れそうな気がしていたんですけど、明るい画面ではあるものの、見えにくくて凝視することがないせいか、いつもより目が疲れにくくなる印象です。
24インチはゲーマーのベスト
24インチという大きさも、デスクの上で使用するにはちょうど良いですね。
ゲーミングモニターについて色々と調べてみようと思い、店舗に足を運んでみると「もっと大きなモニターがあったりした」んですけど、ちょっと大きすぎると感じました。
店員さんに確認してみると、ゲーミングモニターとしては、やはり「24インチ」くらいが売れ筋で、もっともオススメとのこと。
なお、プロゲーマーがもっとも使っているモニターのサイズは「24インチ」だそうで、理由は小さすぎると遠くの敵が見えないし、大きすぎると全体を把握できないということで、24インチを選ばれるみたいです。
接続はDisplayPortとHDMIx2で安心
接続面でいえば、DisplayPortとHDMIx2がついているのが嬉しい。
HDMI接続端子は複数ついていると、PS4とパソコンといったような使い方も出来たりするので便利です。
DisplayPortに関しては、ゲーミングPCを購入して「はじめて使いました」が、ゲームを本気で楽しみたいのであれば必要不可欠なので必ず抑えておきたいところですね。
ヘッドホン用のフックが便利
背面にはヘッドホンをかけておけるフックがついています。
僕の場合は、こんな感じでブラックモデルのヘッドホンをかけておけたので、雰囲気もピッタリでした。
最近は本気で勝負に挑むときにはヘッドホンを使うようにしているんですが、たしかにモニターの裏においておけるのは便利ですね。
気になった点
1点だけ気になったことを素直に伝えると…、デュアルステレオスピーカーを搭載したステレオサウンドに関しては、若干こもっているような印象でした。
普段テレビのスピーカーを使うことなく、某有名メーカーのスピーカーを接続して使っていることもあるのか、若干気になったんですよね。
ボリュームが大きく、乾いた感じの音になっていますので、ゲームには適しているのかも知れませんが、このあたりは好みがわかれそうです。
FPSゲームはヘッドセットやマイク付きイヤホンなどを使う方が多いので、スピーカーを使う方は多くないのかな?と思ったりもしましたが、もう少しクリアなサウンドだったら更に満足点が高くなりましたね。
レビューのまとめ
カジュアルゲーミングから、eスポーツなどの競技レベルまでカバーできるゲーミングモニターを探している方に、XG2401はオススメでした。
これだけの機能を備えているにも関わらず、価格はアンダー3万円と高コスパ。
今ある環境でも十分「FPSゲーム」等をプレイ出来ているとは思いますが、よりよい成績を取って楽しみたい方や、もっと上を目指したい方であれば、ゲーミングモニターを使ってみると更に新しい世界が広がるかもしれません。
実際に自分も、いつもよりいい成績が出せたので「ViewSonic XG2401」は大のお気に入りになりました(笑)
詳細については、公式ページをお確かめください!
なお、Amazonはビューソニックジャパンの正規販売店ではないため、並行輸入品もしくは転売製品のみとなっています。並行輸入品はサポート対象外となっているようなので、購入に関しては正規販売店となる「ドスパラ」を利用されると良さそうです。
憧れのプロゲーマーはゲーミングモニターなるものを使ってると聞いたけど、ゲーミングモニターって何がいいの?
正直言って、普通のモニターと何が違うのかわからないんだよね…。
あと、ゲーミングモニターにも種類があると思うけど、どのメーカーのものを購入すればいいの?