液タブを使ってみたいけど、パソコンで絵を描くこと自体が「そもそも自分にあっているかどうか不安」なので、購入するのに躊躇する。
そんな事を思われている方にオススメなのが板タブです。
板タブとは、要するにモニターが付いていないタイプのペンタブレットになりまして、液タブと比較すると割と安価に手に入れることが出来ます。
私は普段、パソコンで絵を描く際には「液タブ」を使って入るんですけど、実は「板タブ」も大好き。
液タブの場合、デスクにモニターを一つ追加するようなイメージになってしまうので、スペース的に邪魔になったりもするんですが、板タブの場合には「絵を描くときにだけ」取り出して使えます。
そんな板タブの中でオススメしたいメーカーが、GAOMONさんです。
今回、そんなGAOMONさんから板タブの最新型モデルとなる「Gaomon M1220」の販売を開始されるとのことで、サンプルを1台提供していただきました。
というわけで、この記事では実際に「Gaomon M1220」を試してみた感想を口コミレビューとして紹介していきます。
感想を簡潔にお伝えするなら、旧商品と比較して、驚くほど描きやすくなりました。
個人的に板タブの描き心地が好きだってこともあるんでしょうけど、ペンの走り方が「いつもの感じ」を超えてくれたので、絵を描くことが思わず楽しくなったくらい衝撃でした。
GAOMON M1220開封の儀
では、GAOMON M1220を開封するところから紹介していきます。
こちらがGAOMON M1220のパッケージです。
シンプルな雰囲気でカッコいいモデルとなっています。
中を開けてみると、最初に登場したのは「マウスパッド」と「Clad Board」でした。
マウスパッドにはショートカットキーが印字されており、使いやすくなっています。
「Clad Board」に関しては、こんな感じ。
なんとなく描きにくそうなので、貼り付けることなく、そのまま使っていきたいと思います。
そして、こちらがGAOMON M1220本体です。
思っていたよりもツルんとした質感だったのですが、これがまた使いやすい。
8ショートカットキーと 13マルチメディアキー付きのバランスも良く、使い勝手は抜群です。
中に入っていたものを並べてみました。
- M1220 ペンタブx1
- ペンAP32x1 ペン用フェルトバッグx1
- 替え芯x8 替え芯交換用ツールx1 替え芯用フェルトバッグx1
- 二本指グローブ x1 Type-Cケーブルx1
- クイックスタートガイドx1
- ドライバダウンロードカード
- マウスパッドx1
- 保護フィルムx1
- 1xType-C アダプタ(Type-Cインターフェース搭載のAndroidスマホ用)
デジタルペンは、充電不要ペン +8192レベル筆圧+ 傾き検知機能付きとなっています。
充電不要というのが個人的には非常にありがたい仕様です。
実際applepencilを使っていると、充電切れになって使えないってことが結構あるんですよね…。
というわけで、ここからは実際に使ってみた印象を紹介していきます。
GAOMON M1220 レビュー
まず最初にお伝えしたいのは、描き心地。
非常に優秀です。
タブレットPC、液タブ、スマホなど、いろんなデジタル機器で絵を描く機会があるからわかる事かもしれませんが、この板タブの描き心地は少なくとも自分とマッチしています。
8つのショートカットキー + 13マルチメディアキーをカスタマイズできますから、使い勝手も抜群。
ショートカットキーには拡大・縮小・取り消しなど、よく使うキーをいれておくと便利です。
ちなみにですが、絵を描くこと以外に使用しても使いやすい。
マウスの代わりのような使い方も出来るのですが、使い始めると効率の良さを感じることもあります。
で、実際にイラストを描いてみた印象ですが・・・最高です。
するするっとペンが走るような感覚なので、細かい部分まで書き込んでいけます。
上の写真はテストで描いてみたものですが、線の強弱を見てもらうと、筆圧をしっかりと捉えてくれている事が伝わるのではないでしょうか。
対応しているソフトは、Photoshop、Krita、Sai 2、Clip studio、Illustrator、Animate CC、GIMP、AutoCAD、Zbrush、MediBang Paint等も適用しているようなので、ご自身の環境と照らし合わせてもらうと良さそうです。
私はパソコンで作業をする際には、Clip studioを使っていますが、相性は抜群!
ペンは、先ほども紹介した通り電源・充電不要なペンになっています。
傾き検知機能付きになので、筆圧・角度をしっかりと捉えてくれる。8192レベル筆圧は偉大です。
液晶タブレットとは異なり、手元は見ずに作業をする形になりますから、その点が気にならないのであれば、GaomonのM1220を使ってパソコンで絵を描くのは政界ではないでしょうか。
収納・モバイル性
ペンタブ自体は非常にうすくて軽量。
厚さ7.6mmですから、使い終わった後は「ちょっとしたスペース」にしまっておけます。
専用の袋もついていますので、持ち歩くことも出来るようになっています。
ノートパソコンを使って外で絵を描きたい・・・そんな事を思われる方にもピッタリですね。
作業領域に関しては、10×6.25インチと結構な広さ。
板タブとしては十分すぎるものとなっています。