子供には賢く育ってほしい。
自分は賢くもないくせに、そんな事を想う今日この頃。
幼いうちに、どこかのタイミングでプログラミングに学ばせようと思っておりました。
そんな私の目に飛び込んできたのは、Marty the Robot(マーティ)でした。
なんと、自分で組み立てることが出来るだけでなく、プログラミングも出来てしまう歩行型ロボットとのこと。
推奨年齢は10歳以上になっているので、幼稚園児の息子さんには少々早いガジェットではあるんですが、大人監督のもとで遊ばせてみたら、自然とプログラミング学習も出来そうな雰囲気だったのです。
そんなマーティのサンプルを1台提供していただけましたので、レビューを紹介していきます。
組み立てられたマーティを、スマホアプリで動かしている姿をみると…少しはプログラミングに興味を持ってくれたような感じ。
こういったものからプログラミング学習をスタートさせることが出来ると、スムーズに、楽しく学べそうですね。
目次
マーティ「Marty the Robot」開封の儀
では、マーティ「Marty the Robot」を開封していきます。
こちらがパッケージです。
基本的に英語表記ですが、日本語マニュアルをQRコードから見れるようになっています。
カパッとフタをあけてみると、マーティ「Marty the Robot」で遊ぶことが出来る紙製のサッカーゴールが出てきました。
中に入っていたものは、組み立て部品の他に「シール」「パーツガイド」「ビルドガイド」といった感じ。
私はマーティ「Marty the Robot」の組み立ては、こちらの「ビルドガイド」をみながら進めていきました。
すべての工程で「わかりやすいイラスト」がついていますので、組み立てにつまずくこともなく進められたのは、ありがたかったです。
そして、こちらはデコレーション用のシールになります。
このあたりは幼稚園児の息子さんに自由にやってもらう予定です。
その奥にはいっていたのは、マーティ「Marty the Robot」の組み立てパーツです。
広げてみると、思っていたよりも細かいパーツがたくさん入っていました。
推奨年齢:10歳以上(大人監督のもと組み立て、使用を推奨)と書かれていたんですが、これは確かに…と頷けます。
組み立てに必要となる工具は入っていました。
全てのパーツの確認が出来たら…、早速組み立てを開始となります。
マーティ「Marty the Robot」のレビュー
では、ロボットを組み立てていきます。
一応組み立てに関しては幼稚園児の息子さんには難しいので、パーツを探すお手伝いのみにして、組み立ては私が行う事にしました。
先ほども紹介した通りですが、こんなイラストを見ながら進めていけますので間違いもありません。
また、特別な道具もハンダ付けも必要なく組み立てられるのも嬉しいポイントです。
楽しみながら進められました。
徐々に徐々に組みあがっていくロボットは、なんだか子供心に火がついてしまいます。
子供もキラキラとした目で出来上がっていくロボットを見つめており、好奇心が止まらない表情になっていく。
この好奇心を活かしてプログラミングを勉強していけば、すんなり学習を進められるのかもしれません。
途中細かいパーツがあったりしましたので、少し苦戦しましたけど、小一時間で組み立ても終わった感じ。
うん、楽しめました!
組み立て完了後のマーティ「Marty the Robot」
こちらが組み立て後のマーティ「Marty the Robot」です。
あれ・・・可愛い・・・。
なんとも愛らしい表情をしているマーティ「Marty the Robot」。
脚も関節がしっかりとしていて、細かく動くようになっています。
腕もしっかりと動く!
こちらは後ろ。
そして、斜めから撮影したものです。
スマホアプリでロボットを動かす
続いてスマホアプリでロボットを動かす工程です。
アプリをインストールすることでiPadから指示を出すことが出来るようになります。
接続に若干戸惑いましたが、すぐに完了。
こちらのモードによって、マーティ「Marty the Robot」を自由に操れるようになりました。
歩かせたり、踊らせたり、ボールを蹴らせるなどが自由自在。
- Calibrate
- controller
- Scratch3(Beta)
controllerを使用することで、高性能なラジコンロボットという感じで、遊ばせることが出来ます。
サッカーゴールにボールを蹴りこむ…なんて遊びは、子供がキラキラとした目でやってくれている感じ。
前に進む・右に移動する・右足で蹴る…みたいなコマンドを自然に覚えることが出来るんでしょうね。
Scratch3(Beta)によるプログラミング体験
ラジコン操作になれてきたら、Scratch(スクラッチ)によるプログラミングも少々。
初心者や子供用のプログラミング言語(Scratch 推奨年齢 8歳から16歳)を利用するのですが、これが意外と面白い。
プログラミングがビジュアル化されているものとなっているので、幼稚園児でもするするっと触っていました。
真ん中の部分に操作指令を置いていく感じなんですが、感覚的にプログラミングを体験するには、まさにピッタリ。
Scratch(スクラッチ)で、どんなものを作ったのか?と言えば、前方に用意したゴールに向かって「○歩、前に前進、その後、右足でキックしてゴールさせる」といったような簡単なもの。
他にも、「障害物をよけるような形で進んでいって、ゴール前に来たらダンスを踊る」といったようなプログラミングを一緒に作ってみました。
このアイコンが「前進」。このアイコンが「右への移動」といったように一つずつ教えていきながら、組み立てていく。
レゴブロックが好きな息子さんだからかもしれませんが、そんなプログラミングの組み立ては割と余裕でこなしていました。
失敗したら、どこがいけなかったのかを考えさせて、修正して「やり直す」。
このデバッグ作業(バグの原因を突きとめて処理すること)が出来るようになれば、プログラマーとしての第一歩を踏み出せると思いましたので、この「やり直す」作業は徹底してやらせてみました。
さすがに幼稚園児の子供には難しいところはあるかと思っていたんですが、組み立てるだけなので簡単に覚えていった印象。
カチコチになってしまった大人の頭の体操にもなると思います。
ちなみに…Scratchで基礎を学んだら、PythonやJavascriptでもMartyをプログラミングすることも出来るんだとか。
プログラミング=難しいもの
という苦手意識をなくすという意味でも、マーティ「Marty the Robot」からスタートさせるのは、個人的にはありだと感じました。
最後にデコレーションされた「マーティ Marty the Robot」
ちなみにこちらが我が家のマーティ「Marty the Robot」。
付属のステッカーを使用して「自由にデコレーションして」と伝えてみたところ、こんな感じに仕上がりましたw
まさかこんなデザインになるとは思ってなかったんですが、今では自分のペットのように可愛がっております。
私が見ていないところでも、マーティ「Marty the Robot」のアプリを立ち上げて、動かしている所をみると…プログラミング学習への第一歩は、スムーズにスタートさせることが出来たのではないでしょうか。
マーティ「Marty the Robot」が気になった方は、詳細をGlimpseのサイトにて、お確かめくださいませ。