プロ仕様の絵画製作ソフトを探しているけど、何かない?
そんなアナタにソースネクストが販売しているCorel Painter 2021 for Windowsを紹介する。
さまざまな画材や筆のタッチをリアルに再現できる機能性、900種類以上のブラシを収録するなど、パソコンを使ってイラストを描きたい方にとって最高のソフトになっています。
そんな「Corel Painter 2021 for Windows」のアカウントを1つ提供していただいたので、使ってみた感想をご紹介。
簡潔にレビューをお伝えするなら、「紙に絵を描いているような感じで使える素晴らしいペイントソフト」だと感じました。
目次
「Corel Painter」とは
まずはじめに「Corel Painter」とは何か?について紹介しておくと、世界的に有名なCorel社製の「絵画制作ソフト」のこと。
さまざまな業界のプロや、デジタルアーティストを目指している方のワークフロー効率化をサポートしている本格的なペイントソフトになっています。
パッケージ版が家電量販店でも販売されているくらい有名なソフトですから、安心して購入することが出来ますね。
残念ながら自分は「Corel Painter」を過去に使ったことがないので、ほぼ初見の状態です。
Corel Painter 2021 for Windowsをレビュー!
では、早速使っていきたいと思います。
インターフェースは、一般的な描画ソフトと変わりがないので、まずは新しいファイルを制作。
真っ白なキャンバスを登場させました。
コチラが立ち上がった状態です。
いわゆるデザイン系・イラスト系のソフトと同じようなインターフェースになってます。
表示されていないウィンドウも多数ありますので、このあたりは使っていきながら調整が必要となりそうです。
今回私は、ノートパソコンに「板タブ」を連携させて絵を描いていきます。
普段はiPadで絵を描いているんですけど、パソコンで絵を描くときには板タブが好きだったりするんですよね…。
まずは、Corel Painter 2021の特徴として「900種類以上のブラシを収録」しているということなので、ブラシをチェックしてみました。
最初から使用できるブラシの数が、確かに多い!
正直言って多すぎるぐらいで、見ているだけでもワクワクしてしまいます。
水彩、油彩、厚塗り、アクリル、エアブラシ、パステル、チョーク、木炭、消しゴム、鉛筆、ペン、墨絵、スポンジなどのブラシがあるのですが、痒い所に手が届きすぎているくらいブラシが用意されている感じです。
当たり前ですが、フリーハンドだけでなく直線を描くことも可能。
なるほどーと思いながら、所見の状態で触りながら記事を描いていますが、割とスムーズに「やりたいことが出来る」感じもあります。
鉛筆ブラシを使って謎のキャラクターを描いてみました。
うん、紙に描いているとの同じような感覚で線が走ります。
もちろん線が走る、紙に描いているような感覚で描けているのは、「板タブ」の性能もありますので予めご了承ください。
サクッと色塗り。
うん、とても使いやすいデジタルイラストソフトだと思います!
まるで本物の筆のようなリアルな描き心地を再現できるという説明文を見ましたが、確かに…と頷けます。
デジタル絵=色塗りはバケツ塗り といったイメージが強かったんですけど、このCorel Painter 2021を使用すれば「水彩画」だったり「油絵」のような表現をしっかりと表現できそうな感じです。
AIを使用して写真を絵画に変換
AIスタイルプリセットなる機能を使用すれば、写真を簡単にフォトアートに変換できます。
例えばプールに入っている写真を変換させてみると…
簡単にアート作品のようなものが出来上がりました!
特に左下のフォトアートが面白いのではないでしょうか。
SNSで公開すれば反応も良さそうなので、写真をアーティスティックにシェアしたい方にとっても「Corel Painter 2021」はオススメといえそうです。
12種類のプリセットが用意されているので、ぜひチェックしてみてください。
オンラインビデオが充実(英語ですが)
→https://www.youtube.com/user/PainterTutorials
Corel Painterにはオンラインビデオが用意されています。
ユーチューブ上で確認できるものとなっているので、ぜひ一度ご覧になってもらえればと思いますが・・・ネックなのはすべて英語ということ。
早く日本語対応のオンラインビデオが登場してくれることを切に願いますが、なんとなく見ていれば操作はわかるので、問題はないのかも。
Adobe Photoshopとの高い互換性
自分は最近デジタル絵を描くときに「Adobe Photoshop」を使っていないのですが、色とレイヤー情報を保持したまま、「Adobe Photoshop」とファイルを送受信できるのもメリットの一つ。
一人で絵を描くだけなら「Corel Painter 2021」だけでも十分だとは思いますが、複数人で絵を描く場合などには、こういった互換性も大切になるでしょう。
特に「Adobe Photoshop」を使っている方は業界人にも多いので、シェアしやすいデータを作れるのは有難いと思います。
描画タブレットに対応している
液晶タブレットやペンタブレットでの入力に対応し、スタイラスペンの向きや筆圧などをキャッチし、コントロールしているのも嬉しいところ。
私は「Corel Painter 2021」をレビューするにあたり、板タブ(ペンタブレット)を使用しましたが、何ら問題なくイラストを楽しむことが出来ました。
ちなみに構図ツールを使用すれば黄金比率を使ったり、自分が描きたいグリッドを作りこんで絵を描くことも出来てしまいます。
ブラシを追加購入も可能
正直言って大量すぎるブラシが用意されていたので、必要あるのかな?と思ってしまうところもあるんですけど、追加ブラシを購入することも出来るみたい。
葉っぱとか、ピンポイントでほしいブラシがあったら追加購入して作業効率をあげるのも一つかもしれませんね。
「まとめ」と「Corel Painter 2022」について
私が今回「Corel Painter 2021」をレビューさせていただいている期間中に「Corel Painter 2022」が登場しました!
製品仕様の違いについては、「Corel Painter 2022」の販売ページを確かめてもらったほうが早いというか、すでに「Corel Painter 2021」の販売ページが「Corel Painter 2022」に切り替わっていますので、公式ページをチェックしてみてください。
最新版との違いについては、ブラシの効果や形状を変更したり、独自のブラシを作成できるといったところなど、さらに便利に使えるようになっている印象です。
商品ページの下部「機能一覧」にて追加機能が一覧になっていますので、ぜひご覧ください。
「Corel Painter 2021」はデジタルクリエイターにとって強い味方になりそうなペイントソフトです。
これからデジタルイラストを始めようかと思われている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
ちょろっと触った程度ではレビューが難しいソフトになっているので、とりあえず触ってみた程度のレビューとして、まずはまとめてあります。
使い込んでいくと、すさまじい作品を描くことが出来る超優秀ソフトということですね。
引き続き長期間使っていきながら使用感を追記していきますので、よかったらブックマークしていただけると幸いです。