「QuietComfort35」を使い始めてから数か月。
ブログに使用感を紹介したレビュー記事をアップして以来、
「QuietComfort35」の使い心地などを聞かれる機会が増えました。
その結果、「QuietComfort35」の前のモデルを所有している方から
「買い替えた方がいいかなぁ?」といった事を結構な頻度で聞かれるようになりました。
しかしながら、僕がBoseさんのヘッドホンを購入したのは
「QuietComfort35」が初めてとなりますので・・・
前のモデルとの比較が出来ず、僕なりの回答が出来ていませんでした。
そんな中、
なんとBoseさまから「QuietComfort15(旧モデル)」を
レンタルさせていただくことになったんです!
と言うわけで、こちらの記事では、
BoseのQuietComfort15とQuietComfort35を比較する形で
商品の魅力を紹介してみたいと思います!
「買い替えが必要かどうか?」の判断材料に使ってもらえたら幸いです。
目次
QuietComfort15は電池式+有線が特徴的
既にBoseさんの公式ページからは販売ページがなくなってしまっているQuietComfort15。

販売時期を調べてみると2009年の9月頃のようでした。
それでもアマゾンでの販売価格は25000円前後と、まだまだ現役感がある価格帯で人気のヘッドホンとなっています。
そんなQuietComfort15を初めて手に取って感じた特徴は
「電池式」であることと「有線」であるといったところ。
QuietComfort35を使い慣れている自分からすると、
- 電池残量がわからないという点
- 電池切れを防ぐためには予備の電池を持ち歩かなくてはいけない
などが電池式はちょっと厄介と感じました。
あとは「有線」である点。
iPhoneはもちろん、テレビの音までBluetooth接続で飛ばせるヘッドホンを使っていると、もう「有線」には戻れないのです。
QuietComfort15の開封と、QuietComfort35との違いや比較
という事で早速開封していきます。
わかりやすいように途中途中、QuietComfort35との比較も交えて紹介します。

こちらがQuietComfort15のパッケージとなります。
現状のQuietComfort35と比較するとデザイン性が強いヘッドホンになっています。
今回お借りした「QuietComfort 15」は、限定モデルだったようで特徴的な色合いとなっています。
以下の写真が通常モデルです。

QuietComfort15の収納ケースです。
比較するとちょっと大きめです。

フタを開けるとこんな感じで収納されていました。
実はQuietComfort35ではコンパクトに折りたたむことが出来るのですが、QuietComfort15ではこの形での収納になるため、ちょっと大きめのケースになっているようです。

こちらをご覧になるとわかりますが、QuietComfort35(右側)のものはヘッドホンが二段階に折りたためるのでコンパクトに収納が可能なんですね。
この辺りも一つの「買い替えポイント」になるかもしれません。
また、写真をご覧になってもらってもわかる通り、35は無線タイプになっていますので収納時も装着時も楽です。
特に外でも使用したい人には無線のヘッドホンはお勧めです。線が何かにひっかかって落ち締まったりすることがないですし、鞄の中や、服のポケットにiPhoneを入れておいてつなげる必要もなくなりますので。

QuietComfort15のボディがこちらです。
まだ電池やケーブルを取り付けていない状態です。
個人的には、もっとシンプルなデザインが好きなので35のほうが好みです。

イアーカップも特徴的な色合いです。

QuietComfort35のイアーカップと比較すると「ちょっとだけ固いかな?」と思いましたが、経年劣化の違いがあるかと思うのでなんとも言えません。
またこちらの写真を見てもらってもわかりますが、ちょっとだけQuietComfort35の方が大きいです。
QuietComfort35については以下の記事を参考にしてください。

左のこの穴の部分にケーブルを取り付けます。

ケーブルは通常タイプのものと、iPhoneなどを操作するためのリモコンがついているタイプのものの2種類がはいっていました。

こちらが操作用のリモコンです。
iPhoneを操作しなくても音量調節や停止、再生が可能です。

QuietComfort15は電池式となっております。右耳のこちらの部分から単四電池をいれて起動させます。
耳にあてた状態で電源をいれると、ノイズキャンセリングがかかって外の音が遮断されて、静寂を手に入れる事が可能です。
気になる性能の比較!ノイズキャンセリング機能は?
BoseさんのQuietComfortシリーズと言えばノイズキャンセリング機能。

外の音をどれくらい遮る事が出来るのか?という点ですが、比較してみるとQuietComfort35の方が遮断しているように感じます。
と言ってもどちらもかなり優秀なノイズキャンセリング機能をもっていますので、どちらかと言えばという程度ですが、点数をつけるならQC35が100点で、QC15が80点と言った感じ。

付け心地については、断然QuietComfort35。
フィット感が良いので外を歩いていても「装着している事」を忘れてしまうくらいだからです。
長時間装着する人には特にQuietComfort35はオススメ!
逆にQuietComfort15は、有線の欠点ともいえますが装着感が結構あります。
線とつながっている範囲でないと動けなかったりするので、仕事中に装着してみたところトイレに行こうとしてiPhoneを落としかけました(笑)。
あまりにも無線のヘッドホンに慣れ過ぎたということかもしれませんが、装着感はそういったところからも感じます。

ちなみに重さは電池もいれて209g。

QuietComfort35は235gとなっていますので、若干QuietComfort15の方が軽いです。
しかしながら・・・・装着している感じとしてはQuietComfort35の方が軽い印象ですね。
なお、装着時に着信があった時などは、操作パネルから通話、切断などが出来るし、そのまま会話もする事がどちらも出来ます。
通話機能などの基本性能に関しては、特に大きな差はないと思います。
ただし、音はQuietComfort35のほうがキレイです。
ワイヤレスヘッドホンになったにも関わらず音がクリアで力強いため、オーケストラなどを聴き比べてみると違いを感じます。
まとめ
以上を踏まえまして、ノイズキャンセリング機能を持ったQuietComfort15や25を既に購入されている方が、QuietComfort35を購入すべきかどうか?についての回答としては・・・
買い替えは「あり!」です。

他のイヤホンを紹介している時にも伝えさせてもらいましたが、やっぱり無線+Bluetooth接続が出来るというのは大変なメリットです。
迷われている方はBose製品が販売されているお店で、QuietComfort35を実際に装着できる場所に行って確かめてみるのが一番かと思います。
という事で、QuietComfort35を褒めまくってしまった結果となりましたが、旧製品QuietComfort15の比較記事を終わります。
QuietComfort15は現在購入しようとすると中古品しか出てこなかったので、QuietComfort35を購入するのに最適なサイトを最後に紹介しておきます。