一眼レフカメラの撮影に、強力なフラッシュ&調光が簡単に出来る「サンワダイレクトのLEDリングライト」を紹介します。
撮影の際に「光量が足りない」「写真が暗い」と、悩んだことがある方にピッタリのガジェットです。
僕は普段、ブツ撮りを行う際には「ストロボ」を使用しておりまして、光量不足についてはそれほど感じたことはなかったんですけど、常時光を当てながら撮影をしたい場合などは、ストロボでは少々「光の調整」が難しいと感じておりました。

そんな中、サンワダイレクトさんのサイトを見ていたらレンズの先端に取り付けることが出来るリング型のLEDライトを発見。
これはもしかして、僕が追い求めていたものではないか?・・・と思っていたところ、ご縁がありまして使わせていただく機会をもらいましたので、レビュー記事として使用感を紹介します。
常時点灯はもちろん、フラッシュ機能もついた優れもののリングライトは、特に「ブツ撮り」が多い方にはぴったりのガジェットになっていますよ。
サンワダイレクト カメラLEDリングライトを口コミレビュー

それでは、サンワダイレクトのカメラLEDリングライト「200-DGAC001」が届いたところからお伝えしていきます。

蓋を開けてみると、取扱説明書が出てきました。

その奥には、カメラLEDリングライト(80灯)と、その他の部品が、しっかりと梱包された状態で入っていました。

中に入っていたものを並べてみた写真がこちらです。
- ライト本体
- 電源ユニット
- 接続ケーブル
- レンズアダプタリング6種類(52、55、58、62、67、72mm)
- 取扱説明書
詳細をチェックしていきます。

こちらがライトの電源ユニットです。

後ろ側には操作スイッチが全て揃っています。
左からフラッシュ機能テストボタン、電源スイッチ、光量調整ダイヤルです。

電源ユニット上面のフタをスライドさせると電池ボックスがあります。

こちらに単三電池を4本セットして使用するのですが、電池は付属品ではありませんので注意してください。

こちらがライト本体、正面です。

裏側。

下部にある接続ポートから電源ユニットを接続して使用する形です。

試しに自分が使っているD7200で使用しているレンズに装着してみます。

まずは、レンズアダプタリングを装着。
カメラレンズ先端のフィルター取り付けネジに、レンズアダプタリングを回して取り付けていきます。
この時にご自身のレンズサイズを間違えないように気をつけましょう。

ライト本体をレンズアダプタリングに差し込んで、裏側のスリットとレンズアダプタリングを合わせます。

うん、カメラ本体までも大きくなった印象で、とっても素敵なデザインになりました。

あとは、ケーブルを接続することで、電源ユニットの操作パネルと連動して、ライト・フラッシュが使えるようになるわけです。
カメラLEDリングライトを使ってみた!

さて、実際にD7200に装着した状態で「サンワダイレクト カメラLEDリングライト」を使ってみます。
ダイヤルを右に回せば光量が大きくなり、左に回せば光量が小さくなると言う単純な仕組みになっているので、使い勝手は良好。

80灯ものLEDが搭載されているので、光の強さはすごいです。
接写撮影の際に、自分のカメラが壁になって暗くなってしまうことがありますが、こちらはレンズの先端にライトが付いていますので影を消すことができて、明るく鮮やかな写真撮影を行えます。
フラッシュを使ってしまうと白とびするような写真であっても、調光撮影ができますので撮影ボックスの中での撮影では非常に効果を発揮する印象です。

左上がライトなし、左下が少しライト、右上が中くらい、右下が光強め・・・といった感じで撮影してみた写真です。
真正面から光を当てる形になりますので、被写体を明るく撮影できます。

同じ流れで撮影したものが、こちらの葉っぱのアップ写真です。
光量をあまり強くしすぎると、周辺の方が暗くなってしまいますので、全体が暗くなってしまいますから調整は必要です。

こちらは室内の明るいスペースで撮影したルフィのフィギュアです。
左上が自然な光で撮影したもので、徐々に光量をあげていますが、顔に影ができないように撮影をしたい場合に使えることがわかりますね。


ちょっとした違いかもしれませんが、こういったリングライトを持っていることで、人物写真も綺麗に撮影できるようになりそうです。

多肉植物を撮影してみると壁が消えることがよくわかりますね。
リングライトから放たれる光は、白っぽい光になりますので、撮影に慣れるまでには少し時間がかかりそうですが、光量という面で見る十分すぎるパワーを感じます。

当然のことですが、フラッシュモードにすればシャッターと連動する形で撮影も可能ですよ。
撮影ブースの中での撮影に適したライトだと思います!

なお、撮影ブースに被写体を入れた状態でのライトとして見ると、さらに非常に優れたガジェットだと感じました。
ストロボやフラッシュを使ってしまうと真っ白に飛んでしまうことが多いのですが、こちらの光量調整した光であれば、ちょうど良いところで撮影が可能だからです。

こちらが何もリングライトを使っていない状態で、ブース内で撮影した写真です。

こちらがリングライトで調光した写真です。
影がなくなってくれる+被写体に光を集められる分、物のポイントをしっかりと伝えられる写真を撮影できます。
光量を最大にして使う機会は少なかったりもしますが、ニュアンス撮影も、はっきりとした明るい撮影も可能、さらに場面によってはフラッシュも使えますから、かなり万能なリングライトだと思いますよ。

なお、電源を必要としていないLEDライトになりますので、こんな状態で取り外して撮影用のライトとしても使えます。
まとめ

一眼レフのレンズ部分に取り付けることが出来るライトは初めてだったのですが、細かい部分まで寄って撮影することが多い「ブツ撮り」にはとにかく重宝するライトになっています。
他にも人物撮影、外での花の撮影など使える場面も多く、カメラ好きにはたまらないガジェットです。
あと、何気に動画撮影の際にも結構使えますよ。