

そんな悩みを解決するガジェットとして、サンワダイレクトの防湿庫「200-DGDRY002」を紹介。
一見ワインセラーのような見た目の「防湿庫」は、カメラなどの精密機器をいれておくのに最適で、一眼レフカメラ等をいれておけば「カビ対策」はバッチリになるという優れものです。
個人的には、
- ドライボックスを利用するよりもカメラの出し入れが簡単になったこと
- 乾燥剤の交換が必要がなくなった=カビ対策への安心感を得られたこと
- 見た目がおしゃれ!ラグジュアリーな雰囲気でインテリアレベルがあがったこと
が、今回テストさせていただいて感じた「防湿庫を持つ3大メリット」です。
そんなサンワダイレクトの防湿庫「200-DGDRY002」を、1台サンプルとして送っていただいたのでモニターとしてレビューを紹介していきます。
防湿庫は、一眼レフカメラを持っている方なら買っておいて損はないガジェットですよ。
目次
カビはカメラの天敵!守らないと駄目!

僕は今の所、カメラやレンズにカビを生えさせたことはないんですけど、普通に「一眼レフカメラを部屋にポンッと置いておいたりすると、カビが発生することがあるから危ないよ!」と友人のプロカメラマンに聞いたことがあります。※特に梅雨の季節などです。
ちなみに、僕が使っているカメラはニコンのD7200。まだまだ現役で頑張ってくれいる愛用機です。
一眼レフカメラは注意していないと、カメラ本体はもちろんのこと、レンズにもカビが生えてくるんですけど「どんな風にカビが生えるのか?」は、Googleで「カメラ レンズ カビ」を画像検索してもらうとわかると思います。
僕自身は、会社員時代に一眼レフを管理していた人が「明らかにレンズにカビを生えさせていた」のを目の当たりにしているので、なるべく注意して管理してきました。
といっても、HAKUBAのドライボックスを用意し、定期的に乾燥剤を交換するようにしていた感じですけどね。

持ち歩く際にはカメラバッグに入れて、ちゃんとコチラにも乾燥剤をいれて管理していました。
そんな自分でも、気がついたら「乾燥剤」の有効期限が過ぎてしまうこともあったりして、驚いたこともあったわけです。(一時期カメラとレンズの台数が増えたことがあって、ドライボックスを数個管理していたからかもしれませんが)
そんなカビに恐怖を感じている方や、乾燥剤の取替えが面倒だと感じている方に利用してもらいたいのが、防湿庫。

1%単位で湿度を設定できるデジタル操作パネルがついているので、カメラに最適な湿度に年中保つことが出来てしまうのです。
※ユニット内部の相対湿度レベルを25%から60%RH(誤差±3%)の範囲で制御
※AC電源で常時調湿
なお、電気代は1ヶ月で約32.4円と格安なので、乾燥剤を購入する費用と比べてみてください。
サンワダイレクトの防湿庫「200-DGDRY002」レビュー!
早速ですが、サンワダイレクトの防湿庫「200-DGDRY002」を使ってみた感想をレビューしていきます。
見た目がカッコよすぎる!

これは撮影のためにリビングに防湿庫を持っていった状態なんですが、リビングに置いてあってもインテリアの一部としてめちゃめちゃかっこいい。
レビュー1つめの感想が見た目かよ!と思われるかも知れませんが、これって結構重要じゃないですか?

ちなみに普段は作業場のほうに置いてあるので、こんな感じで設置されています。
防湿庫の中にはライトがついているのため、暗闇の中でもカメラを取り出すことが可能なんですよね。
ワインセラーが家においてある感じ。なんともラグジュアリーなガジェットです。
大きさは中サイズ以上がオススメ

今回試させていただく際に、防湿庫のサイズは真ん中のサイズを選ばせてもらったんですが、これは正解でした。
一眼レフカメラを購入すると、結構な確率でレンズを追加購入したくなったりすると思いますので、最初から少し大きめのサイズを選ばれることをオススメいたします。
いやいや、一眼レフカメラ+ストロボくらいで増えることはないよ!という方であれば、小サイズでもいいとは思いますけどね。
ライトが便利

続いて、先程も少し紹介しましたが、防湿庫内にはライトを点灯させることが出来ます。
この機能はいるのかな?と使う前には思っていたのですが、使ってみると「かなり便利」。
暗がりの中でも使いたいものをスムーズに取ることが出来るんですから、やっぱり便利ですよね。

内部はどうなっているんだ?と思ってiPhoneをいれて撮影してみると、こんな感じでLEDが点灯していました。
なるほど、これなら確かに明るいでしょうね。
スライド式が便利

続いて、なくてはならない機能がスライド式の引き出し。
引き出しがあるからこそ、カメラなどが取りやすくなるし、小物を奥にしまっておくことが出来るんです。
この取り出しやすさは、ドライボックスを使っていた自分からすると感動モノ。
ドライボックスを取り出して、蓋を開けて、カメラやストロボを取り出して…という手順と比べると、防湿庫はあっという間に必要な物を取り出せます。

ちょっと残念だったのは一番下の部分がスライドになっていなかったことですが、こちらについてはケースを入れることで快適に使えるようになりました。
高さ調整が便利

先程のスライド式の引き出しは、高さ調整が出来るようになっています。
今回紹介している中サイズについては2つの引き出しがありましたので、こちらをご自身のカメラのサイズなどに合わせて高さを調整。
高さの変更も数秒で出来るくらい簡単なところも高ポイントです。
スポンジクッションがよい

スポンジクッションは3枚入っていました。
スライド式の引き出しの上、一番下の部分に敷くものですね。

1つは凹凸がついているものになっていて、丸みのあるレンズが横に転がらないようになっているのも嬉しい工夫です。
アジャスターで調整可能

防湿庫本体の高さについてはアジャスターによって調整することが出来ます。
置き場所によってはガタガタするところがあるかと思いますが、こちらのアジャスターを使うことによってガタツキを防止。
精密機器をスマートに守ることが出来ます。
子供のイタズラからも鍵と扉で守る

これは僕も経験したことがあるんですが、気がついたら自分の作業場に子供が入っていて、何故か「一眼レフカメラ」を持ち上げて遊んでいました。
「はうぁ!!!」と思っても、ときすでに遅し。
傷をつけたわけじゃないし、壊したわけではないんですが、もしも「手がベトベト」の状態で触っていたとしたら大惨事になっていました。
そんな子供のイタズラ対策としても、鍵付きの防湿庫は便利。
扉も強化ガラスを使っているので、簡単に割れることがないのも安心です。
騒音性は約33dB

この手の商品を購入するにあたり、気になっていたのが静音性だったりするんですが、僕はリビングにつながっている作業場に設置しているんですけど、特に音が気になったことはありません。
この音であれば、寝室やリビングに置いてあったとしても邪魔にならないと思います。
と…、書いておきながら寝室やリビングに置かないのは駄目だと思って、両方の部屋に設置して試してみましたが、やはり気になりません。
音に関してはご安心を!
容量は3タイプ有り

30L、40L、50Lの大きさが用意されているサンワダイレクトの防湿庫。
先程もお伝えしたとおりですが、一眼レフを購入されてレンズを追加する可能性がある場合には、おそらく40L以上を選んだほうが良いと思います。
僕はレンズを少し整理したりして、一眼レフ本体+レンズ2本+ストロボ2種という感じだったので、中サイズの「40L」を選ばせてもらいましたが、これでちょうどよかった感じです。

さらに言えば、ビデオカメラなどもいれていくと、ギチギチなんで…、50Lでもよかったのかな?という気もしています。
これでいいかな?のワンサイズ上を狙ってください。
カメラ以外を収納しておくにも便利
今回はカメラ中心に防湿庫を紹介していますが、カメラなどの機材はもちろんのこと、大切な本とか、アクセサリー、電子機器などもいれておくと便利みたいです。※いれておくとよい物のリストは販売ページをチェックしてみてください
ということで、我が家にあった防湿庫にいれておくと良さそうなものを紹介します。

これはカメラと同じジャンルですが、ビデオカメラは湿気に弱いので入れておくと良いですよね。

電子機器関係も同様です。湿気に良さそうな機器だったり、高額なものは入れておくと良さそう。

湿度に弱い感じはしませんが、AppleWatchなんかも良いかも。
子供からのイタズラも防止できますね。

アクセサリー類をしまっておくのも良さそう。特に革のベルトを使っている時計なんかはいいと思います。

他にも、大切な本、子供が描いたスケッチブック、DVD等をしまっておくのもありです。
特にカメラのネガとか、フォトペーパーなんかは湿気に弱いので、入れておくとよいでしょう。

あとは、VHSビデオテープなんかもいいですね。結構カビることがあるらしいので。
というか…、こんな優秀なビデオキャプチャーを使えばデータ化しておくこともできますけどね。

そうそうカビることはないとは思いますが、保存用メディアもいれておいてもよいのかも。
安全な場所に置いておきたいということもありますしね。
防湿庫「200-DGDRY002」開封レビュー
では、防湿庫「200-DGDRY002」が届いたところをお伝えしていきます。

防湿庫を上から見た写真がコチラです。

思っていたよりは小さなサイズになっていて、A4サイズの紙を乗せてみるとサイズ感が伝わるかと思います。

正面のガラス扉がついている部分がこちら。
うん、ワインセラーのような雰囲気ですよね。

底の部分。アジャスターで高さを調整することが出来ます。

こちらは裏側です。

AC電源を使って、裏側から繋げる形になります。

防湿庫の扉は強化ガラス。

扉は鍵付きになっていて、鍵は2本付いています。

扉を開けてみると、40Lサイズはスライド式の引き出しが2つ付いていました。
中の大きさは縦36.8cm、横26cm、奥行き29cm。

収納物を保護してくれるスポンジクッションがこちら。

1つは凹凸があって、レンズが横に転がらないようになっています。

スライドに設置してみた写真がこちらです。

1%単位で湿度調整が出来るデジタル操作パネル。

電源が入ると、何だか高級感がアップします。

打合から除湿ユニットを撮影してみたらこちら。

そして、こちらが僕が実際に使っている使用例。
一眼レフカメラ、ビデオカメラ、その他周辺物を入れてみた感じです。

一眼レフカメラを入れて置ける場所として、本当に安心感があります。

レンズ、ストロボ系もキレイに収納。

ちょっとしたケースを使って、カメラ関係の道具を全ていれてみました。
とりあえずなので、このあたりは使っていきながら調整していく予定です。
まとめ

一眼レフカメラを使い始めると、必ず対策しなくてはならなくなるカビ問題。
そんなカビ問題を解決する最強ガジェットとして、防湿庫はかなりオススメでした。
もっと早く使っておけばよかったと本気で思ってます。
カメラをドライボックスから取り出す手間から開放されたおかげか、僕自身も一眼レフを使う機会も増えてますよ!
詳細については販売ページをお確かめください。
一眼レフを購入したのはいいけど、ドライボックスの管理ってけっこう面倒。
乾燥剤も定期的に交換しないといけないし、適当にしているとカメラやレンズにカビが生えてしまうこともあるらしいし・・・。