動画編集やデザイン業務に使用しても、サクサクと動くノートパソコンを探している。
今使っているノートパソコンは、性能が低いのか「カクツキ」が酷いし、動画の書き出しに時間がかかりすぎる…。
そんな悩みをお持ちの方に向けて、ASUSが販売するノートパソコン「ASUS Vivobook Pro 16X OLED」を紹介する。
- 16インチの有機ELディスプレイ
- インテル®Core™ i7-11370H プロセッサー
- NVIDIA® GeForce RTX™ 3050 Laptop GPU
- 16GB DDR4-3200
- Adobe ソフトウェアと高い親和性を実現する DialPad
上記のような特徴を持つノートパソコンになっており、見てもらった通りで性能に関してはお墨付き。
そんな「ASUS Vivobook Pro 16X OLED」を２週間ほどレンタルさせていただきましたので、実際に使ってみた感想をレビューしたいと思います。
「動画編集やデザイン業務」を行っている方に、特にオススメしたいノートパソコンです。
目次
「ASUS Vivobook Pro 16X OLED」開封の儀
では、実際に届いたところから紹介していきます。
今回テストさせていただく「ASUS Vivobook Pro 16X OLED」はサンプル品になりますので、新品で購入される場合と内容が異なる場合があります。予めご了承ください。
こちらが「ASUS Vivobook Pro 16X OLED」のパッケージです。
洗練されたデザインになっており、開封する前からテンションがあがってしまいます。
ASUS Vivobookの表示がありました。
ASUS Vivobookシリーズは「ジブンらしさを表現するユニークなカラーやデザインが特徴」とのことですが、果たして今回紹介する「ASUS Vivobook Pro 16X OLED」はどうでしょうか。
フタを開けてみると、「ASUS Vivobook Pro 16X OLED」本体が登場しました。
初見の印象としては、シンプル＆スマートなノートパソコンという感じで、ビジネスシーンでもプライベートでも使えそうな雰囲気で好印象。
ASUSの有機ELディスプレイを搭載されたノートパソコンという事で、映像美が期待できそうです。
ノートパソコンの下には、ACアダプターが入っていました。
その他、並べてみました。
取扱説明書が入っていましたので、起動する前に一読しておきましょう。
こちらが「ASUS Vivobook Pro 16X OLED」本体です。
サイズは幅360.5mm×奥行き259mm×高さ18.9～19.5mmとなっており、16インチのディプレイを搭載している割にはコンパクト。
特に薄さは完璧。
某ノートパソコンのように薄すぎると逆に心配になってしまうところがあるんですけど、薄すぎず、厚みがあり過ぎずでちょうどよい感じ。
なお、重さは約1.94kgとなっていますので、持ち運びにも最適なモデルです。
私の中で、重さが3kg以上になると「持ち運びには適してない」と思ってしまうのですが、いかがでしょうか？
本体を正面にして右側には、以下のようなインターフェースがついています。
- マイクロホン/ヘッドフォンコンボジャック x1
- microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード x1
- Thunderbolt 4 (Type-C) x1
- HDMI x1
- USB3.2 (Type-A/Gen1)x1
反対側は以下の通り。
- USB2.0×2
インターフェースとしては「必要不可欠なもの＋数」が揃っている印象なので、ハブを追加購入しなくても使うことが出来るかと思います。
ディスプレイを立ち上げてみました。
キーボード (イルミネートキーボード)は一般的な大きさとなっており、快適そのもの。
キーキャップは指先にフィットするように「大きめのもの」を採用していることもありまして、入力もしやすいです。
テンキーも付いています。
数字入力が多くなるビジネスマンはもちろん、プライベートでも数字を入力する機会は多いので、やはりテンキーが付いていると便利です。
キーピッチは18.7mm。
一般的なキーボードと変わらないので、ブラインドタッチもしやすい。
キーストロークも1ミリ程度で、打感も静かで心地よいですね。
なお、ディスプレイを立ち上げることによって角度が付くタイプではありませんので、角度が欲しい方は別途スタンを用意すると良いと思います。
ポインティングデバイスはマルチタッチ・タッチパッド (DialPad)を中心に配置。
幅130mm×奥行き84mmの大きさがありますので、マウスがなくても操作を容易に行えます。
DialPadとはダイヤル操作をデジタル上で行えるようになる機能のことで、使い方次第で効率をアップすることが出来る優れもの。
DialPadはAdobeソフトウェアと高い親和性を実現するということなので、Adobeソフトを使用されているクリエイターさんは喜ばれることでしょう。
パソコンの頭脳となるCPUは、最新のインテル® Core™ i7-11370H プロセッサーを搭載していますので、処理能力は抜群。
メモリも16GBを積んでいますので、動画編集などを行っても全く問題なし。
グラフィックボードはNVIDIA® GeForce RTX™ 3050 Laptop GPU (NVIDIA® Optimus™ Technology対応)
GPUということで、ゲーミングPCとして利用できるくらいのレンダリング性能となっています。
ストレージは高性能 SSD。※512GB (PCI Express 3.0 x4接続)
結局ストレージが高性能＋大容量じゃないと動きが悪くなるのがパソコンですので、ありがたいですね。
カメラについては、92万画素のWebカメラを内蔵。
プライバシーを保護するWebカメラシールドが付いていますので、間違って映像を撮影していた・・・なんてミスもカバーしてくれます。
やっぱり物理的なシールドは、便利ですね。
さらに、オンライン会議に適した「ASUS AI ノイズキャンセリングテクノロジー」を搭載。
周囲の雑音を除去した状態による会話が可能ですので、話し声などもクリアに聞き取れます。
スピーカーはハーマン・カードン認定のサウンドシステムを搭載してしますので、音質も抜群です。
パソコンの立ち上げに関しては指紋認証センサーを搭載していますので、パスワードを入力する必要もなし。
ちょっとした離席の際にパソコンをロックすると、「パスワード入力があって面倒・・・」と思われている方も多いかとい思いますが、指紋認証ならポンッ！と指を置くだけで解除できます。
ディスプレイに関しては、有機EL超狭額ディスプレイを搭載。
ディスプレイは光沢のある「グレア（光沢液晶）」になっており、何も映像を映していないと「黒い画面に顔が反射して映り込む」感じです。
立ち上がった瞬間に感じたのは「色がキレイ」ということ。
- PANTONE® Validated による高い精度の発色
- シネマグレードの 100% DCI-P3 色域
- テュフ・ラインランド認証を取得した低ブルーライト効果
- 応答速度 0.2ms によるスムーズな操作感
- 超大型 3D モデルのレンダリングや最大 8K の HDR RAW ビデオ
このあたりは後ほど使用している際の感想として伝えていきますが、とにかく綺麗です。
無線に関しては内蔵されているデュアルバンドインテル® WiFi 6 (802.11ax)ワイアレスネットワークカードによって、最大 2.4Gbpsという速度を実現。
Wi-Fi 5 (802.11ac)に比べると、3倍のスループットと4倍のネットワーク容量になっていますので、ご自宅のネット環境にもよるかと思いますが「快適になる」と思います。
MyASUSにて、Wi-Fi SmartConnect を有効にしておくと、お使いの環境下において最適な回線に自動的に接続されるのも特徴です。
冷却機能としては、熱を逃がすために「2本のヒートパイプ」が組み込まれた高効率のデュアルファン冷却システムを搭載。
ノートパソコンは長時間使用していると本体が「熱くなる」と思いますが、この熱を抑えられるとのことです。
「ASUS Vivobook Pro 16X OLED」の使用感
では、実際に「ASUS Vivobook Pro 16X OLED」を使ってみたいと思います。
ASUSは、過去モデルのノートパソコンでも「高度な処理」を行ってくれていましたので、今回のモデルになって「さらにサクサク動くのか？」がレビューの焦点になりそうです。
通常使用では処理能力の高さを感じた＋スピーカー性能が素晴らしい
ブログの更新であったり、動画の再生、ちょっとしたネットサーフィンに使用した感想としては、当たり前ですが快適そのもの。
ウェブブラウザのほか、表計算ソフトなど、様々なソフトを同時に立ち上げて負荷をかけてみたりもしましたが、まったく問題なし。
グラフィック・動画編集など、高負荷な作業を行わない通常使用の方であれば、性能に不満を持つことはないと思います。
また、ハーマン・カードン認定のサウンドシステムを搭載していることもありまして、音質は格別。
別にスピーカーを用意する必要がないのも嬉しいところですね。
パソコンを使用して映画を閲覧したり、音楽を楽しんでいる方であれば、特にASUS Vivobook Pro 16X OLEDは最高のパートナーになると思います。
有機ELディスプレイは圧倒的な美しさで◎
有機ELディスプレイは、通常のディスプレイと比較すると・・・別次元で「圧倒的な美しさ」です。
百聞は一見に如かずという事で、HDMIケーブルを使用して通常のディスプレイに画面を拡張したものをご覧ください。
モニターのサイズは別として、色の表現力が一般的なディスプレイ（写真上）とは雲泥の差があるのですが、写真で伝わりますでしょうか？
特に「漆黒」と言えるような深く美しい「黒」が印象的で、画面に立体感と臨場感を与えてくれている感じがします。
私は普段からデザイン作業を行っていることもありまして、色に対しては特に気を付けているのですが・・・、こちらのディスプレイの色表現は素晴らしいの一言。
あらゆるコンテンツを美しく表示してくれるので、デザインがより楽しくなったように感じています。
さらに、こんなにもキレイな画面表示でありながらも有害なブルーライトはカット、目にも優しいため、長時間の使用も苦になりません。
※APEXのプレイ画面をカメラで撮影しました
応答速度 0.2msということで「ちょっとした遅れが命取りになるFPSゲーム」をプレイしてみるのもオススメです。
※APEXのプレイ画面をカメラで撮影しました
ということで、FPSゲームの王道「APEX」と「FORTNITE」をインストールしてプレイしてみましたが、サクサク快適。
※FORTNITEのプレイ画面をカメラで撮影しました
映像がキレイすぎるため、慣れるまでに時間がかかりそうでしたがヌルヌルと動いてくれますので、ゲーミングPCのかわりを務めてくれそうです。
動画編集やグラフィック編集でもサクサク動く
動画編集やグラフィック編集に関しては、性能が劣るパソコンを使用しているとフリーズしてしまったり、途中で落ちてしまったりするのですが・・・「ASUS Vivobook Pro 16X OLED」はサクサクと動いてくれました。
動画編集の場合、特に「書き出し作業」には時間がかかるものなんですけど、「ASUS Vivobook Pro 16X OLED」はスムーズに書き出しも行います。
私が現状使用しているノートパソコンのスペックも決して低いものではないので、大きな動きの差はありませんけど、その「ちょっとした差」が毎日の作業となると大きくなっていくため、今後もぜひ使っていきたい・・・と、素直に感じましたｗ
まとめ
実際に「ASUS Vivobook Pro 16X OLED」を使用させていただいて「良いポイント」を２点あげるとすれば、「使用者にストレスを与えない処理能力の高さ」と「美しい映像美」。
処理能力の高さに関しては、特にお墨付きで、動画編集やデザイン業務を行っている方にとって強い味方になってくれると思います。
美しい映像美に関しては、動画編集・デザイン業務はもちろんのこと、動画閲覧などのプライベートでも十二分に楽しめることでしょう。
それでいて、16インチのディスプレイでありながらも軽量コンパクトなノートパソコン・・・・。
オススメせざるを得ません。
詳細についてはASUS販売ページをお確かめください。
