ASUSから超軽量Copilot+ PC「ASUS Zenbook SORA」が、2月5日に新発売となります!

「ASUS Zenbook SORA」は、約899gと約980gという超軽量モデルの「Copilot+ PC」となっており、手に取った瞬間の軽さと薄さは・・・まさに衝撃的!
超軽量&超薄型という事で、持ち歩きやすいノートパソコンである事は事前にわかっていましたが、この軽さはまるで羽のようです。※本記事は約980gモデルを紹介

今回、そんな「ASUS Zenbook SORA」の評価用サンプル機をレビュー用にお借りすることができたので、その使用感を正直にレビューしていきます!
ASUSの同シリーズのノートパソコンと言えば、「全体的に品質が良い」「ストレージが速い」「高精細な有機ELディスプレイが綺麗」「価格対性能比が優れている」といった評判が目立ちますが、はたして本機はいかがでしょうか。
良いところ | 気になるところ |
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目次
ASUS Zenbook SORA 開封の儀
それでは、ASUS Zenbook SORAが届いたところから紹介していきます。

こちらはお届けいただいた外箱。
シンプルでスタイリッシュなデザインで、ASUS創立30周年を記念して制作された「Aモノグラム」が入っています。

開封してみると、製品本体が入っている内箱とアダプターの箱が固定されるように入っていました。
主なスペック
主なスペックは以下の通り。
製品名 | UX3407RA | |||
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型番 | UX3407RA-HA32570BE | |||
OS | Windows 11 Home 64ビット | |||
CPU | CPU名:Snapdragon® X Elite X1E-78-100 プロセッサー 動作周波数:最大3.4GHz (12コア) AI機能:Qualcomm® Hexagon™ NPU 45TOPS (Qualcomm® AI エンジン 最大計75TOPS) |
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メインメモリ | 標準/最大:32GB/32GB 仕様:LPDDR5X-8448 スロット:オンボードメモリのみ |
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表示機能 | ディスプレイ:14.0型 OLED (有機EL) 表面仕様:グレア 解像度:1,920×1,200ドット (60Hz) 視野角:水平170°/垂直170° タッチパネル:非搭載 グラフィックス機能:Qualcomm® Adreno™ GPU (CPU内蔵) ビデオメモリ:メインメモリと共有 外部ディスプレイ出力:最大5,120×2,880ドット |
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記憶装置 | 512GB (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) | |||
光学ドライブ | ドライブの種類 – 読み出し速度 – 書き込み速度 – |
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サウンド機能 | スピーカー:ステレオスピーカー内蔵 (1W×2) マイク:アレイマイク内蔵 |
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Webカメラ | 207万画素赤外線 (IR) カメラ内蔵 | |||
Windows Hello | 顔認証対応 | |||
通信機能 | LAN:- 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be (Wi-Fi 7) Bluetooth®機能:Bluetooth® 5.4 |
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入力機能 | キーボード:84キー日本語キーボード (イルミネートキーボード) (JIS配列) ポインティングデバイス:マルチタッチ・タッチパッド |
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インターフェース | ディスプレイ出力:HDMI×1、Type-C×2 USBポート:USB4 (Type-C/Power Delivery対応) ※9×2、USB3.2 (Type-A/Gen2) ×1 SDカードリーダー:- オーディオ:ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャック×1 |
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セキュリティスロット | 非搭載 | |||
電源 | Type-C/90W ACアダプター (20V/4.5A) またはリチウムポリマーバッテリー (3セル/70Wh) | |||
消費電力 | 最大約90W | |||
サイズ (突起部除く) | 幅310.7mm×奥行き213.9mm×高さ13.4~15.9mm | |||
質量 | 約980g | |||
Xbox Game Pass | PC Game Pass (3ヶ月利用権) |
※製品の仕様詳細は、公式サイトをお確かめください。
同梱物・パッケージ内容

中に入っていたものを並べて撮影してみました!
- ASUS Zenbook SORA
- ACアダプター
- 製品マニュアル / 製品保証書など
- イメージカード

製品マニュアル / 製品保証書など。

イメージカード。

Type-C/90WのACアダプター。
ASUS Zenbook SORA 本体の詳細

そして、こちらがASUS Zenbook SORA 本体。
サイズは幅310.7mm×奥行き213.9mm×高さ13.4~15.9mmとなっており、重さは約980g。
本体カラーは「ザブリスキーベージュ」で大人の雰囲気が漂う高級感のある色合いです。
天板部分にはハイテクセラミックハイブリッド素材の“セラルミナム”加工を施してあるようで、簡単には汚れや傷がつかないようになっています。


※出典:公式サイト
カラー展開としては、アイスランドグレーというモデルが販売されます。

本体手前側面。
13.4~15.9mmという薄さが際立ちます。
これくらい薄く設計してもらえると、カバンにスッと入れられるので便利です。

※出典:公式サイト
こんなにも薄いと壊れやすいのでは?と思われるかもしれませんが、MIL軍用規格のMIL-STD-810H落下テストに合格し、過酷な環境下や偶発的な落下にも耐える性能を備えています。

本体左側面。

インターフェースには、HDMI、USB4 (Type-C/Power Delivery対応) ×2、ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャック。


本体右側面。

USB3.2 (Type-A/Gen2)。
インターフェースに関しては、必要なものが揃っている印象です。

本体奥側。

ディスプレイを立ち上げてみた様子。
内側も「ザブリスキーベージュ」カラーで統一されています。

ディスプレイは16:10の狭額縁な14.0型 OLED (有機EL)。
大きすぎず、小さすぎずで丁度よいサイズ感。
表面はグレア仕様になっていますので、反射します。

上部には207万画素赤外線 (IR) のカメラを内蔵。
Windows Helloによる顔認証ログインにも対応しています。

キーボードは84キーの日本語キーボード (イルミネートキーボード) (JIS配列)。
タッチパッドは大き目(実測12.7mm×7.9mm)です。

※出典:公式サイト
なお、タッチパッドの左右および上部にはファンクションが割り当てられています。

キーピッチは約19mmで、キーストロークは実測1.5mm程度。

打鍵感は軽い押し心地で、音は小さめ。

Copilot+ PCという事もあり、Copilotを直ぐに呼び出せる専用のキーも搭載しています!

一応、Copilot(コパイロット)について触れておくと、様々なサポートをしてくれるMicrosoftが提供するAIアシスタントです。
文章生成や画像生成、要約・翻訳、Web検索などの機能がありますので、使いこなすことが出来れば業務の効率化を図れます。

ディスプレイを側面から撮影。
こんなに薄くて大丈夫?と思ってしまうくらい・・・薄いです。


ディスプレイは180度倒すことは出来ないものの、大きく倒すことが可能。

最後に、底面です。

ASUS Zenbook SORAの使用感

※出典:公式サイト
それでは、ASUS Zenbook SORAを使っていきます!
モバイル性能|超軽量&薄型は伊達じゃない!

※出典:公式サイト
日々ノートPCを持ち歩く必要がある方にとって、薄さ13.4~15.9mm&重さ約980gという筐体は、素晴らしいとしか言いようがありません。
最初に手に取った瞬間に感じた「軽さ」は、タブレットPCでも感じないようなレベルで、サクッとカバンに入れて持ち歩けます。

※出典:公式サイト
今回サンプル機として検証させてもらったのは、Qualcomm® Snapdragon X Eliteプロセッサー搭載モデルということで約980gでしたが、

※出典:公式サイト
もう一つのQualcomm® Snapdragon Xプロセッサーの搭載モデルは約899gということで、どちらも超軽量。
私は外出する際に、キーボード付きのタブレットPCを持ち歩くようにしているのですが、本機の方が持ち運びやすさは上だと思います。

※出典:公式サイト
ライフスタイルが変化する軽さというキャッチコピーも伊達じゃない、まさに究極ともいえるモバイル性能です!

基本性能

数週間、基本性能のチェックという名目で、日常的な作業を行ってみましたが・・・、性能的には申し分なし!
Snapdragon® X Elite X1E-78-100 プロセッサーを採用していることもありサクサクと動く。
メモリーは32GB、ストレージも512GB搭載しているなど、デスクトップ並みのスペックを持っているため、ちょっとやそっとの作業では遅さを感じません。

ディスプレイは14.0型 OLED (有機EL)で、解像度は1,920×1,200、リフレッシュレートは60Hz、アスペクト比は16:10という事で、大きなディスプレイを使った方が効率が上がるエクセルなどの表計算などを除けば、丁度良いサイズ感。
動画制作やグラフィックデザインといったクリエイティブな作業においても十分に性能を発揮してくれる。
映像の美しさは言わずもがなで、日常のエンターテインメント体験をも大幅に向上してくれるため、ゲームや映画を観たりするにも最適です。
サウンドに関しては、少しこもっているような感じがしましたが、別途スピーカーを用意したくなるようなレベルではありません。

キーボードの入力のし易さは、ピカイチ。
テンキーがあったら嬉しいとは思いましたが、静音設計となっているし、押し心地が良い。

タッチパッドも広めに設計されているので、ほとんどの作業をマウスなしで行えるのも嬉しい所。
途中で紹介した通り、ファンクションが割り当てられているのも便利です。

いつも通りの作業を本機に切り替えて行ってみましたが、ACアダプターを持ち歩かなくても良いと感じるくらいバッテリーが長持ちしたこともプラスポイント!
70Whの大容量バッテリーが搭載されており、現在計測中との事ですが約20時間以上の駆動が可能になっていますので、外出先での作業に強いといった点も評価したい。

Copilot+ PC(コパイロット プラス PC)は、やっぱり便利!
まず初めに、Copilot+ PCについておさらいしておくと、以下の要件をクリアしていなければいけません。
- 1秒で40兆以上の操作を実行できるAI専用のNPU搭載
- RAM 16 ギガバイト (BG) DDR5/LPDDR5
- ストレージ 256 GB SSD/UFS
※上記を満たした上で、Microsoftが承認したCPUまたはSoCを搭載していること
要するに、AIのローカル利用に最適化されたPCという事で、今後利用価値が広がっていきそうなデバイスです。

そんな従来のPCと比べて革新的なAI体験を提供するCopilot+ PCということで、Windows 標準搭載の「ペイント」アプリに搭載された、画像生成機能のCocreator(コクリエイター)を試してみました!
マウスで描いたラフスケッチの猫を、簡単に見栄えの良いイラストに変換してもらったのですが、すごいクオリティです。

スタイルを変更すれば、ドット絵に変換も可能。
絵心がなくてもそれなりの画像を生成できるという意味では、利便性が高いと思います。
AIを使ったイラスト制作に関しては前向きではない自分ですが、アイデア出しには便利ですし、ちょっとした挿絵をプレゼンテーションに入れたいときにも便利なので、積極的に使っていきたいですね。

他にも、PC上に表示されたコンテンツを記憶して後から検索できる機能のRecal、通話中にエフェクトを適用できる機能のWindows Studio、Microsoftフォトアプリで写真を開いてイメージを変えるRestyIe lmageなど、Copilotを積極的に使いたい方にはCopilot+ PCは最適なノートパソコンです。
ゲームもサクサクと動く!

この性能ならゲームもプレイできるのでは?と思い、試しにゼンレスゾーンゼロというゲームをインストール。
有機ELディスプレイを搭載していることもあり、基本的には美しい映像美を楽しめるデバイスとなっていました!

肝心な戦闘シーンについては、少しモッサリとします。

画質を落とせばプレイに支障はないですが、美しい映像のまま楽しもうと思うと難しいレベルです。

続けて原神もプレイ。
コチラも同じく画質を落としてプレイすれば問題なく動きますが、

戦闘シーンなど、負荷のかかるシーンについてはカクツキなどを感じました。
ゲーミングパソコンではないので当然と言えば当然ですが、ゼンレスゾーンゼロや原神が、これだけ動くのであれば他のゲームなら問題なく動くと思います!
途中にはさまれるムービーは驚くほどキレイな映像で楽しめましたので、映画などの映像コンテンツの方が向いているかもしれません。
MyASUSでメンテナンスも簡単便利!

MyASUSという専用アプリを使用すれば、システム診断、ドライバーやユーティリティの更新、パフォーマンスの最適化、ASUSのサポートへの問い合わせなどを簡単に行えます。

バッテリーケアモードを選べたり、ファンモードをクリック一つで変更。
例えば動画への編集であったりオンラインゲームをプレイする際には、ファンをフルスピードモードに切り替えたりする感じです。

また、ちょっとPCの調子が悪くなってきたりしたら、クリック診断も便利。
パソコンに詳しくないと怖かったりもするメンテナンスが楽に行えるのは、地味に助かります。
気になること

ASUS Zenbook SORAを使わせていただいて気になったことは、やっぱり強みでもある「薄さ」です。

MIL軍用規格のMIL-STD-810H落下テストに合格しているとはいえ、偶発的な落下などに耐えてくれるのかは・・・気になりました。

なので、持ち運ぶときには衝撃吸収素材を備えたASUS ProArt Backpackのようなバッグを使うことをオススメいたします!
まとめ

ライフスタイルが変化する軽さと驚きのパフォーマンスを実現したASUS Zenbook SORA。
ノートパソコンを日々持ち歩いているような方、AIを積極的に活用したい方にとって、強い味方になることは間違いありません!

そんなASUS Zenbook SORAの販売価格は161,820円~242,820円(税込み)という事で、コストパフォーマンスにも優れています。
Copilot+ PCはどれを買えばいいのか?と悩まれている方も多いかと思いますが、超軽量・超薄型モデルを希望しているなら、間違いないでしょう。
今回紹介したASUS Zenbook SORAの詳細について気になった方は、販売ページにて確認してみて下さい!
良いところ | 気になるところ |
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